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Universal Audio 1176LN
前回 コンプ基本編を公開しました。
今回は応用ということで、やや突っ込んだ内容になります!ご容赦!

 

(応用編)
①attackの設定
②releaseの設定
③コンプ二段掛け

順番に説明します。

◆説明

①attackの設定
前回、「とりあえず最小」としましたが、実はちょっとだけ上げた方がいいです^^;
子音部分にコンプをかけないようにしてあげる狙いがあります。
そうすることで、はっきりしつつ音量自体は下がっているように感じられます。

②releaseの設定
声質や、音量変化(主に単音単位で)の具合でちょこっと調整してやります。
だいたい、100〜500くらいの間でどうにかなるでしょう(アバウト)

ここは、微妙な違いなので、コンプのリリースの動作原理をちょっと知ってた方がいいでしょう。

・・・といって説明しようとしましたが、厳密に説明するのは難しい、特にリリースがよくわかりません・・・みみで聞いたほうがはやいです^^;

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青、水色の波形が原音 赤がアタックタイムとリリースタイムを反映した時の圧縮された波形の想像図です。(だいたいレシオ2:1)
(オレンジはアタックとリリースのタイムがゼロとした時の波形。)

この図のように、時間が経過し、音量がスレッショルドの値より下になっても、リリースで設定した時間分はコンプがかかったままになります。(厳密にいうと、リリースで指定した時間をかけて、徐々にコンプをかけなくなります。)

この「徐々にかけなくなる」度合を調整してあげると自然なコンプがけになるのです。

ただ!実際は図とは違って、コンプでの圧縮が終わった(と思われる)後、音が”ゥアン”と変に大きくなることがあります。おそらく、図で書いたよりも複雑な挙動をしていて、圧縮した音量がスレッショルドを下回るタイミングが早いのだと思います。ちなみに、度合いはわかりませんが、アタックタイム中は徐々に圧縮率が上がっていくそうです。

とにかく、コンプが聞き終わったときに変に音量が変化しないように設定してやるのが大事です

コンプは奥深いですね。。。

③コンプ二段がけ
このわざは、とある書物にあるものを参考にしたものです。
ただ、もったいぶって記事の最後の方に持って来ただけのことはある。。。

先の①②はこの序章です。
手っ取り早く音量を底上げ出来ます。

【手順】
ⅰoptにする←★大事
ⅱRatioは1.5から2.0くらいにする
ⅲ思い切ってattain(ゲインリダクションと同意味)を-8dbになるようにスレッショルドを調整
ⅳattackを2.7くらいに
ⅴ次のコンプをかける(上の①②と同じ要領で、GRは-3dBくらいが目安)

以下説明

ⅰopticalタイプ(光学式)は、デジタルタイプよりもかかり方がはっきりしないのですが、その特徴がこの音声の圧縮に適しています。ゲインリダクションが大きくても、あまり違和感がないのです。

ⅱうっすら圧縮します。

ⅲでもがっつり

ⅳ2.7ms位開けてあげると、おおよそ子音にコンプレッションがかからなくなります。聴きながら微調整してください。

ⅴ2段目のコンプは、通常通りかける感じです。

ⅵ・・・ディエッサーをかませてあげましょう。。。

 

 

いかがでしょうか。

自分もこの記事や図を書いてて大変勉強になりました。

文字で理解するのももちろん大事ですが、聞いたほうが早いこともしばしば。

トライしながら、何回もこの記事やほかの方のわかりやすい記事を読んで

コンプ感覚を身に着けてもらえれば幸いです!

では!

 

 

 

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